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【名護】名護市の小中一貫校「緑風学園」(島袋克也校長、久志小中学校)と青森県のむつ市立関根小学校をテレビ会議で結んだ交流授業が21日、緑風学園であった。
児童らはそれぞれの地元の特産品や名所などを紹介し、名護からはタンカン、青森からは雪がそれぞれ届けられ、思わぬプレゼントに喜んだ。
授業では地理や気候などを説明し、関根小の児童がニホンザルやツキノワグマなどが生息する青森の自然の豊かさをアピール。名護の児童も日本一早い桜や大浦湾のサンゴ、ジュゴンなど学校周辺の素晴らしい環境を紹介した。
この日、気温マイナス7度の青森と20度の名護で児童は服装の違いなども含め質問を交わした。青森の児童の求めに応じてエイサーの形を披露するなどした。
青森の児童に尋ねられてタンカンの説明をした比嘉優(まさ)海(み)さん(5年)は「交流授業は6年生になっても続くので、ジュゴンなどもっと詳しく調べて教えたい」と話した。
交流は総合的な学習の一環で行われた。名護市とむつ市に研究機関がある海洋開発研究機構が協力した。