4コースに親子ら704人 第1回糸満ウォーキング


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
晴天の下、軽やかに歩く参加者ら=24日、糸満市

 【糸満】ウオーキングで健康づくりを推進しようと「第1回糸満市てくてくウォーキング大会」(主催・同市、市教育委員会)が24日、糸満市内で開かれた。

 親子連れなど704人が参加。大会ゲストのタレントで俳優の照英さんや、上原裕常市長が糸満ハーレーで漕ぎ手らが着るハーレーギン(衣装)姿で鉦(かね)を鳴らし、スタートを知らせた。青空の下、参加者は市内の名所や旧跡を歩き、爽やかな汗を流した。
 コースは、参加者の体力や歩きたい地域を考慮して、三和、高嶺、糸満・兼城、潮崎町の4コースを用意。海辺のコースや歴史深い旧跡周辺地域などを歩いた。ゴールした参加者には完歩証が贈られた。
 孫が住んでいる糸満に遊びに来た大村弘子さん(52)=静岡県=は3・8キロのタマンコースを歩き「景色や空気がきれい。満喫できた」とにっこり。
 娘2人と歩いた玉城祥子さん(31)=市糸洲=は「こういう機会がないと歩かない。いい運動になった」、歩きながら松ぼっくりと木の実を集めた娘の莉子ちゃん(5)も「楽しかった」と元気よく話した。(梅田正覚)