解決策 提起求める 本紙「読者と新聞委員会」


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
本紙新年号の連載や特集、「いじめ」「体罰」をめぐる報道などについて意見交換する読者と新聞委員会の委員ら=28日午後、那覇市天久の琉球新報社

 琉球新報社は28日、読者と新聞委員会(主宰・富田詢一社長)の第28回会合を那覇市天久の本社で開いた。外部有識者の4委員が本紙新年号の連載や特集、「いじめ」「体罰」をめぐる報道、実名・匿名報道の在り方などについて意見交換した。

 出席したのは吉元政矩(元副知事)、比嘉梨香(元県教育委員長、カルティベイト社長)、島袋純(琉球大教授)、比嘉徹(レイメイコンピュータ社長)の4氏。
 「いじめ」「体罰」をめぐる報道について、部活動指導における体罰問題を受けて企画された連載「指導者の手のひら」を評価。一方で、多角的な視野で実態に踏み込み、いじめや体罰が行われない学校の在り方、具体例を交えた解決策の提起などを求める声が上がった。