【名護】名護商工高校(小禄健夫校長)を1日に卒業する我喜屋遥夏さん(18)=名護市=が全国商業高校協会の検定6種目で1級を取得、徳本万優さん(17)=同=は難関の販売士検定2級(日本商工会議所主催)に合格した。
進学、就職する2人は資格を手に社会での活躍を誓った。
1年生でワープロ1級を取得した我喜屋さんは、検定9種目のうち、卒業までに電卓、珠算、商業経済、情報処理、簿記で1級を取得した。福岡大に進学する我喜屋さんは「将来の夢は税理士なので幅広く何でもできるようになりたい」と喜んだ。
接客のアルバイトがきっかけで販売業を目指した徳本さんは主任・管理職対象の2級に合格。昨年10月の試験で高校生の合格率は3割だった。統合後の同校で初の合格者となった。家具・雑貨を販売する企業に就職する徳本さんは「現場でも活躍したい。いつかは自分の店を持ちたい」と夢を語った。