「ごみ恥ずかしい」 宗教者ら戦跡清掃 糸満


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不法投棄されたごみを袋に詰める参加者ら=2月17日、糸満市摩文仁の沖縄師範健児之塔

 【糸満】沖縄宗教者の会と糸満市職員ら約100人は2月17日、糸満市摩文仁の沖縄師範健児之塔付近で不法投棄されたごみの撤去、清掃活動をした。

清掃活動は今回で7回目。参加者は崖下に投棄されたごみを機材で上げ、バケツリレーで運搬車に運んだ。一帯は沖縄戦跡国定公園に指定されているが、空き瓶や空き缶など多くの生活ごみが投棄されている。
 清掃を呼び掛けた金光教那覇協会の林雅信さんは「ここは沖縄戦跡国定公園にも指定されているなど、非常に重要な場所だ。それなのにこのような状況であることは恥ずかしいこと。県が主体となり、県民みんなでこの清掃活動に取り組むことができれば良いのだが」と話した。