紫色、しっとり食感 地産芋で新作スイーツ


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
ムラサキイモのペーストを活用して菓子を開発した「けーきはうす」の長浜勝店長(左)=2月27日、宮古島市平良の同店

 【宮古島】宮古島市の菓子店「けーきはうす」が、同市のムラサキイモペーストを使った新作菓子2種類を2月20日から発売した。26日、同店の長浜勝店長らが同市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ねた。試食した下地市長も「おいしい」と評価した。

    ◇    ◇
 発売したのは「宮古島まもる君の紫いもケーキ」と「宮古島ちゅら恋紅芋スイートポテト」の2種類。
 いずれも同店やホテル、宮古空港の売店などで、島内限定で発売している。
 着色料を使わずに自然な紫色を出すことや、しっとりとした食感を出すために1年かけて材料のバランスなどを研究し、開発したという。20日に発売してから、売り切れが出るなど好評を博している。
 長浜店長は「今のような人気がずっと続けば、その分、材料のペーストをたくさん使える。それによってイモ農家も元気になってくれればよい」と話した。
 値段は、税込みでケーキが840円、スイートポテトが735円。問い合わせは同店(電話)0980(73)0315。