田植えピーク、豊作期待 渡嘉敷で一期作米


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一期作米の植え付けに精を出す新垣正忠さん=2月26日、渡嘉敷区

 【渡嘉敷】渡嘉敷村では一期作米の田植えのピークを迎えている。昨年より暖かく、1週間早く始まった。

 渡嘉敷西地区の田んぼではコンバインがフル稼働し、あちこちで苗植え付け準備や植え付け整理に精を出す稲作農家の人々の姿が見られた。
 ほとんどの農家が、3月中旬までに田植えを終える予定で収穫は6月ごろ。順調に生育すれば約25トンの生産が見込まれる。約3アールの田んぼに夫婦で「ひとめぼれ」を植え付けている渡嘉敷区の新垣正忠さん(83)は「昨年の二期作米が台風で不作だった。豊作に期待したい」と話した。
(米田英明通信員)