【ドイツ】沖縄ブース初設営 ベルリン国際映画祭


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
ベルリン国際映画祭に詰め掛けた大勢の人々=ドイツ・ベルリン

 世界三大映画祭の一つ、ベルリン国際映画祭が2月7日から17日まで、ドイツのベルリンで開催された。ヨーロッパフィルムマーケット部門で、初めて沖縄県とOCVB沖縄フィルムオフィスによる沖縄ブースが設けられ「よみがえる琉球芸能・江戸上り」「カラカラ」「沖縄空手・不撓不屈(ふとうふくつ)」「沖縄映像コンペティション作品集」「ハルサーエイカー」などが紹介された。

 フィルムマーケットは二つの会場に分かれてブースが並び、映画の売買やロケ地が宣伝された。
 沖縄ブースは第2会場のマリオットホテルの一角に設けられた。第1会場に比べて多少行き交う人も少なかったが、美しいポスターが飾られた沖縄ブースはひときわ目立っていた。
 沖縄フィルムオフィス主幹の新川博氏は「今回は初めての出展で、市場調査的な意味合いもあり、まずは沖縄を知っていただくということでも成果がきっとこの先出てくると思う」と語った。また、バイヤーを対象に、2月9日「よみがえる琉球芸能・江戸上り」、13日「カラカラ」(クロード・ガニオン監督)が上演された。(外間久美子通信員)

英文へ→Okinawa booth at Berlin International Film Festival