新石垣空港が開港 到着第1便を放水で歓迎


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放水アーチで歓迎される到着第1便の日本トランスオーシャン航空のジンベエジェット=6日午前8時15分、石垣空港

 新石垣空港(愛称・南(ぱい)ぬ島しま空港)が7日午前、開港した。国内線ターミナルビル中央ゲート前で開港宣言式が開かれ、石垣市長の中山義隆八重山市町会長が開港宣言した。同日午前8時15分、到着第1便となる日本トランスオーシャン航空(JTA)のジンベエジェットが到着。計画着手から37年を経て、八重山地域の新たな玄関口の本格運用が始まった。

 新石垣空港は6日で57年の歴史に幕を下ろした旧空港より500メートル長い2千メートルの滑走路を備えた。本土への直行便や中型機の就航も可能で、観光客の増加や農水産物の出荷に寄与すると期待されている。
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