汗流して野菜収穫 恩納太田区子どもたち


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収穫作業を楽しむ子どもたち=恩納村太田

 【恩納】恩納村太田区の子どもたちがこのほど、太田区村営住宅前の70坪の畑「農業体験ファーム」で収穫体験を行った。農業体験は2012年10月にジャガイモ、大根、ニンジン、ゴボウを植え付けることから始まり追肥などを行ってきた。

 13人の子どもたちや津波古武則区長、会員ら計20人でスタート。途中から低学年の子どもたちも加わり、総勢30人が、汗を流し、泥だらけになりながら丹精込めた野菜を収穫した。
 初めて収穫を体験した恩納小6年の眞喜屋杏野さん(12)は「ジャガイモを傷つけないように掘るのが難しかった。次からおばあちゃんの畑を手伝える」と笑顔で話した。同校6年の與那秀君(12)は「ニンジンの葉を取ったりして大変だった。『農家の人はこんなことしているんだ』といい勉強になった」と話した。
 収穫後、子どもたちは太田公民館に移動し、収穫した野菜を使ったカレーライスや豚汁を笑顔で頬張った。
(小山猛三郎通信員)