地域経済へ貢献誓う 日本商工会議所青年部


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日本商工会議所青年部第32回全国大会おきなわ那覇大会の歓迎レセプション=7日、那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービュー

 「時代(とき)来たり!集え!万国津梁の邦へ」をキャッチフレーズに日本商工会議所青年部第32回全国大会おきなわ那覇大会が7日、那覇市の奥武山総合運動公園を主会場に始まった。

10日までの日程で記念式典や分科会などを開く。初日は、宮古島市で特別分科会が行われたほか、那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービューで歓迎レセプションを開催。約300人が参加し「地域の経済発展を目指し、未来を築く」との開催意義を確認し、おきなわ大会の成功を誓い合った。
 大会は交流と研さんを通した次代のリーダーとしての意識高揚を図り、地域経済の発展への寄与が目的。おきなわ大会は1987年の第7回大会以来2度目。
 歓迎レセプションで安里政晃大会長は「大会を通じて地域から求められていることが何かを一つでも多く気付き、前へ一歩踏み出し地元の振興に貢献しよう」とあいさつした。
 8日は那覇市、浦添市、宮古島市の各施設で10の分科会を実施、9日は那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇で記念式典などを開く。
 大会には6千人以上の会員らが参加。各分科会では沖縄のまちづくりをはじめ、文化や食、伝統などを発信しながら、新たなビジネスマッチングを図る。県外企業の県内誘致のきっかけづくりにも取り組む。