創造力豊かに全国上位 中学校ものづくり教育フェア


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浜口茂樹教育指導統括監(前列左から2人目)に全国上位入賞を報告する越来中学校の生徒ら=5日、県教育長応接室

 1月に東京都で開かれた第13回全国中学校創造ものづくり教育フェア(全日本中学校技術・家庭科研究会主催)の「あなたへのメールコンテスト部門」と「創造アイデアロボットコンテスト部門」で1、2位など上位入賞を果たした越来中学校の生徒が5日、県教育庁に浜口茂樹教育指導統括監を訪ね、受賞を報告した。

メールコンテストで全国1位となった奥間夢翔さん(2年)は「今まで支えてくれたみんなのおかげで優勝できた」と声を弾ませた。
 コンテストは会場のパソコンで受信したメールに15分以内で返信し、相手の気持ちへの配慮や表現力などを競うもの。
 昨年は全国1位に輝き、ことしは2位に入賞した小谷柚希さん(3年)は「去年、1位になれたので、ことしは入賞するとは思っていなかった。賞をもらうことができて、とてもうれしい」と喜びを語った。
 創造アイデアロボットコンテスト部門で全国8位に入賞した仲宗根幸野さん(3年)は「ロボコンには初めての挑戦だった。初めてながら実績を残せてうれしい」と笑顔を見せた。
 受賞報告を受けた浜口統括監は「両部門ともに豊かな創造力や感性が問われるものだ。支えてくれた方々に感謝を忘れず、これからもさまざまなことに挑戦していってほしい」と活躍をたたえた。