ビギやまと記念ソング 「おかえり南の島」


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ビギやま商店の演奏の中、一糸乱れず「おかえり南ぬ島」を踊る参加者=7日午後7時、石垣市の新栄公園

 【石垣】石垣市は7日夜、新石垣空港の開港を記念したイベント「踊って歌って祝おう!『おかえり南(ぱい)ぬ島』」を同市の新栄公園で開いた。イベントには千人の予想を大きく上回る5千人(主催者発表)が参加。石垣市出身のBEGIN(ビギン)と、きいやま商店がコラボした「ビギやま商店」作詞作曲の新空港イメージソング「おかえり南ぬ島」を、ステージ、来場者が一体となって踊り、新空港の開港を祝った。

 イベントのこだわりは「観客0、全員出演者」。参加者はこの日のためにネット動画などで踊りを練習して臨んだ。ビギやま商店の生演奏で行われた本番は、5千人が一糸乱れぬ踊りを披露し、感動と熱狂に包まれた。
 ステージで歌ったきいやま商店の3人は「感動した」と叫び、踊りの出来栄えを絶賛。振り付けを担当したMIKIKOさんは「こんなに人が集まってびっくりした。踊りもみんな完璧」と笑顔を見せた。
 イベントに三線の演奏で参加した石垣第二中学校2年の加屋本真士(まさし)君(14)は「こんなに大きなイベントに出演するのはめったにない体験。緊張したが楽しめた。父が空港で働いているので、開港をみんなで祝えてうれしい」と話した。