カトリック小で「じぶんCM」作る それぞれの良さ発見


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小学2年生を対象にした特別授業「『じぶんCM』をつくろう」=1日、沖縄カトリック小学校

 【宜野湾】宜野湾市の沖縄カトリック小学校(幸聖二郎校長)で1日、2年生を対象に特別授業「『じぶんCM』をつくろう」が行われた。県内の広告会社、宣伝(浦添市)が取り組む地域貢献活動の一環。講師は、テレビCMの制作を手掛ける同社の田渕研路ディレクターが務めた。

 「じぶんCM」は、自分のいいところを友達に聞くなどして自分を分かってもらうためのCMを考え、自己肯定感を高めることが狙い。さらに自分で考えたCMをクラス全員の前で発表することで、自分のことを人に伝える力を養う。
 児童らは友達からの聞き取りで「サッカーが得意」「絵がうまい」など、自分のいいところを探した。中には「ゴキブリを捕るのが得意」という特技を挙げる子も。
 授業を終えて幸校長は「自分の良さを発見し、友達に教えてもらったことは子どもたち一人一人の自己肯定感を育てることにつながった」と語った。