トイレピカピカ 馬天小6年生ら徹底清掃


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便器の掃除に励む児童=南城市立馬天小学校

 【南城】トイレの掃除を通して、感謝の気持ちを育んでもらおうと、南城市立馬天小学校(平良政枝校長)はこのほど、「トイレぴかぴか大作戦」を実施した。
 同校PTA(伊禮清則会長)6年の父母と児童が中心となり、日本を美しくする会・沖縄ブロック清掃に学ぶ会の協力で実施した。市内では初めて。

同会の照正組・照屋義実社長ら13人が訪れ、用具の使い方や掃除の仕方を指導した。
 児童はビニール手袋をはめ、洗剤で便器、壁、床をタワシやスポンジ、ヘラなどを使い掃除した。最初は尻込みがちだったが、きれいになるにつれ夢中になって取り組んだ。
 終了後、全員が体育館に集合。各班の児童リーダーが「はじめは汚いという意識が強かったけど、磨いていくうちにきれいになって気持ち良かった」と爽やかな表情で感想を述べた。平良校長は「おかげでトイレがピカピカになり、学校全体が明るくなった」と感謝した。(知花幸栄通信員)