新たに13氏 県工芸士に 「三線」が初認定


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2012年度県工芸士の認定証授与式=12日、県庁

 2012年度県工芸士の認定証授与式が12日、県庁であり、琉球焼、壺屋焼、琉球ガラス、小木工、琉球漆器、三線を製造する13氏が新たに認定された。三線の認定は今年が初めて。

 県工芸士は、県内で工芸品製造に従事し優秀な技能・技法を保持する10年以上の実務経験者が対象。1999年から毎年実施し認定者は計105人となった。
 認定者を代表し県三線製作事業協同組合の又吉真也理事長は「認定に恥じないよう、またゼロから人間性と技を磨いていきたい」とあいさつした。工芸品は県庁1階の工芸展示室で29日まで展示される。認定者は次の通り。(敬称略)
 【総合部門】登川均(琉球焼)新垣健司(壺屋焼)松田豊彦(琉球ガラス)冨着博文(同)金城久美子(小木工)銘苅春政(三線)新崎松雄(同)照屋勝武(同)仲嶺盛文(同)渡慶次道政(同)親泊宋康(同)又吉真也(同)
 【加飾部門】長嶺一枝(琉球漆器)