クラスター弾搭載し離陸　嘉手納基地、ＦＡ１８ホーネット

　【嘉手納】米海兵隊岩国基地（山口県）所属のＦＡ１８戦闘攻撃機ホーネット２機が１４日午前１１時１０分ごろ、クラスター（集束）弾をそれぞれ４発ずつ計８発を搭載して米軍嘉手納基地を離陸した。

　クラスター弾は多数の不発弾による民間人被害が問題化し、２０１０年に全面禁止する国際条約（オスロ条約）が発行した。日本は０９年に加盟したが、同弾を大量保有する米国や中国は批准していない。嘉手納基地には現在、２０機近くのＦＡ１８が駐機している。【琉球新報電子版】