南風原少年少女合唱団 5月に韓国公演「沖縄の歌で感動届けたい」


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
韓国壮行公演「歌はともだち2013」に向けて練習に励む出演者ら=10日、南風原町立中央公民館黄金ホール

 【南風原】「夢は韓国へ! 歌は友だち2013」(南風原町少年少女合唱団主催、町教育委員会共催)が、24日午後7時から南風原町立中央公民館黄金ホールで開かれる。同団は5月に韓国インチョン市のプッピョン区少年少女合唱団の公演に出演することになっており、その壮行を兼ねた公演。団員らは本番に向け練習に励んでいる。

 2012年2月に南風原町で南風原町少年少女合唱団(識名盛保団長)の結成25周年公演にプッピョン区少年少女合唱団がゲスト出演。今年は南風原が韓国側から招待を受けた。
 壮行公演には一緒に韓国に行く栄光メイツ合唱団(池原信徳団長)をはじめ、町内のくがに合唱団やミューズアンサンブルなども出演。「となりのトトロ」「さんぽ」などのジブリソングや「えんどうの花」「わったー島人」などを披露する。
 指揮者の外間三枝子さんは「韓国の皆さんとの共演が刺激になり、韓国公演に向けて頑張っている。壮行公演をステップに韓国公演に臨みたい」と話す。団員の城間さくらさん(17)=沖縄尚学高2年=は「韓国の皆さんが沖縄で感動を与えてくれたように、私たちも日本や沖縄の歌で感動を届けたい」と意欲を見せた。
 「歌は友だち2013」は入場料大人1500円、子ども千円。