【名護】国立沖縄工業高等専門学校(沖縄高専)の公開講座ミニロボットフェスティバルが20日、名護市の道の駅許田道路情報ターミナルで開かれた。対戦型やヘリコプター型、ペット型など幾つものロボットが登場し、デモンストレーションのほか、参加者の操縦体験もあり、子どもたちが手こずりながらもロボットを操っていた。
ロボットを通して科学の面白さを伝えようと開かれた。
対戦型ロボットは毎年交流を続ける都城高専(宮崎)の学生と沖縄高専の学生が、公開講座のために作ったロボットを持ち寄り、ピンポン球を運んでゴールに入れる数を競った。
参加した小中学生も学生の指導を受けながら対戦型やヘリ型を操縦していた。
高校生以下を対象にロボット教室開催や全国規模のコンテストに参加する「ロボロボ教室」(那覇市)会員の窪田志温君(13)=那覇市立松城中1年=は「最初は簡単そうに見えたけど、実際にやってみたら難しくて悔しかった」と、操作に夢中になっていた。