渡嘉敷でサンゴ守る「大作戦」 70人参加、植え付け


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サンゴの植え付けをする参加者=5日、渡嘉敷村渡嘉志久海岸

 【渡嘉敷】渡嘉敷ダイビング協会(平田春吉理事長)は渡嘉敷島を中心とした水中や陸上の保全活動の一環としてサンゴの移植場所の清掃、植え付け、天敵駆除活動など「第1回イキイキサンゴ大作戦IN渡嘉敷」を4日と5日の「サンゴの日」に渡嘉敷島で実施した。

 活動には同協会加盟の村内の16ショップなどから47人、島外からNPO法人美ら海振興会(松井さとし会長)の23人の計70人が参加し、渡嘉志久海岸一帯にサンゴの苗207株を植え付けた。
 企画した渡嘉敷ダイビング協会の国吉晴大さん(31)=ウォーターキッズ代表=は「渡嘉敷の海の現状を広く知ってもらい、冬場の集客ツールの一つとして毎年実施したい。座間味村との合同イベントにも発展させ、国内有数の大規模イベントを目指したい」と意気込みを語った。
(米田英明通信員)

英文へ→Scuba diving group launches campaign to save coral reef