「Be.Okinawa」 沖縄観光の新ブランド、外国人向け発信


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
県が外国人観光客向けに発信する沖縄観光の新ブランド「Be.Okinawa」の発表会=28日、那覇市のザ・ナハテラス

 県は28日、2021年までに外国人観光客を現在の38万人から200万人に拡大することを目指し、外国人向けの沖縄観光ブランド「Be.Okinawa(ビー・オキナワ)」を那覇市のザ・ナハテラスで発表した。沖縄の自然や穏やかな時間をブランドの核にし、ハイビスカスの花柄で表した沖縄本島をイメージロゴにした。海外向けにウェブやポスター、チラシなどで展開していく。

 仲井真弘多知事は「観光ビジネスをしっかりと大きな産業にして、いろいろな形でお客さまを迎えたい。今回作成した沖縄の観光ブランドを、ぜひみんなの力で海外に発信していきたい」とあいさつした。
 新ブランドは、海外市場における沖縄観光ブランド構築検討会議で委員らの意見を踏まえ決定した。東南アジア、欧州、北米など15カ国17地域の約7千人に旅行動向を調査し、沖縄に感じる魅力を地域ごとにまとめた。調査結果では、欧州地域は「美しい景色と安らぎ」「出会い、触れあい」などに関心が強かった。
 現在、県内の外国人観光客は台湾、韓国、中国、香港が多く、北米や欧州からは少ないため、県は調査結果を踏まえ広く沖縄イメージを展開する必要があるとした。

英文へ→OPG announces new brand project “Be. Okinawa”