三山統一の尚巴志イメージ 佐敷小「でっかい夢像」除幕


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子どもたちに、尚巴志のような大きな夢を持ってもらおうと制作された「でっかい夢像」=22日、南城市立佐敷小学校

 【南城】児童らに、三山統一を果たした尚巴志のような大きな夢を持ってもらおうと制作した「でっかい夢像」の除幕式が22日、南城市立佐敷小学校(金城昇校長)であった。同小、佐敷幼稚園の児童や園児ら約400人が参加した。

 尚巴志をイメージ、同小の創立130周年を記念して制作された。制作したのは同市に住む目島興速氏。目島さんは「高さは184センチ。尚巴志とかけてみた」と笑顔を見せた。像の台座に書かれた「でっかい夢」は茅原南龍氏が揮毫(きごう)した。
 児童代表がひもを引き、布に覆われた像がお披露目されると歓声や拍手が起こった。児童から目島氏、茅原氏への花束贈呈のほか、創立130周年を記念して作った「佐敷賛歌」を元気よく歌った。
 照屋拓真君(5年)は「とても迫力があってかっこいい。『やればできる』『でっかい夢』を合言葉に夢を実現できるように頑張りたい」とあいさつした。