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【宮古島】宮古島市下地の農村環境改善センターで23日、製糖期の疲れを癒やす「第6回ぶがりのーす演芸会」(下地地区地域づくり協議会主催)が開催された。多彩な演芸が披露され、訪れた多くの住民を楽しませた。
しまくとぅばで「ぶがり(疲れ)のーす(治し)」を意味する。同市の基幹作物であるサトウキビの収穫、製糖工場への搬入作業が3月末で終わることから、毎年この時期に開催されている。
会では、2012年度に各種スポーツ大会や文化系のコンクールなどで優秀な成績を収めた下地地区の小、中、高校生の表彰が行われた。
舞台上では、同地区に住む子どもらや婦人会などが演奏や劇など、さまざまな芸能を披露した。自転車などの豪華賞品が当たる抽選会も行われ、会場を盛り上げた。
同市下地の沖縄製糖宮古工場は、26日で原料の搬入を終了した。今期は13万4785トンと昨期より5万トン以上多い豊作だった。同協議会の川満省三会長は「農家が育てたキビを1本も残さず運び込み、運搬してくれた皆さんの努力もあって予想を上回る収穫になった。演芸を楽しんで疲れを癒やしてほしい」と農家らをねぎらった。