プラス思考 大切 伊江でストレス解消講演会


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上手なストレス解消法について学ぶ参加者=16日、伊江村福祉センター

 【伊江】伊江村福祉保健課(金城和廣課長)による「上手なストレス解消法」と題した講演会が16日、伊江村社会福祉センターで開かれた。長田クリニック(那覇市)の長田清院長が講師を務め、プラス思考の大事さやストレス解消法などを学んだ。

 講演には約30人が参加した。長田院長は「人間は感情の動物。感情を変えるのは難しいが、考え方を変えることはできる。失敗してもともと、次はうまくいくかもしれないなどと考える楽観思考や自分を認める自己肯定の思考に変えるとストレスは軽くなる」と強調。
 また「人はOKメッセージがないと動かない。ねぎらいや承認、褒め言葉を発信しよう。人は認めてもらうと安心して動きだす」など、日々楽しく元気に過ごすための多くの示唆を与えた。
 グループワークでは、最近うまくいったことを話したり、常に「どうやって?」と聞いたりして、他人の工夫や努力を引き出す方法を学んだ。
 参加者は「グループワークの中で相手の今まで知らなかった良いところが見えたし、講義の中で周りや自分のいいところを見詰め、認めるという話も参考になった」と満足していた。(知念光江通信員)