合弁会社、5日設立 ロングライフ・カシータ


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合弁会社ロングライフ・カシータ設立を発表するトータルライフサポート研究所の宮里啓社長(左)とロングライフホールディングの北村政美副社長=1日、琉球新報社

 介護付き有料老人ホーム「美里の杜カシータ」を運営するトータルライフサポート研究所(沖縄市、宮里啓社長)と、介護事業を手掛けるロングライフホールディング(大阪府、遠藤正一社長)は5日、合弁会社ロングライフ・カシータを設立する。

宮里氏が社長に就任し、事務所は「美里の杜―」施設内に置く。
 主な事業内容は介護医療の教育研修事業で、県内外の介護事業者の人材育成を行う。介護福祉士やホームヘルパー、看護師らの能力を高め、介護医療業界の底上げを図ることが狙い。宮里社長は「県内全体の介護に携わる職員の能力を高め、県外にも波及していけばうれしい」と語った。
 ロングライフ・ホールディングの北村政美副社長は「大自然のたくさんある沖縄で介護医療の発信基地をつくりたいと思った。介護医療の重要性はこれから高まっていく。沖縄から介護医療の専門性を発信していきたい」と話した。問い合わせはロングライフ・カシータ(電話)098(937)3123。