清明祭(シーミー)のお供え物として県産小菊などを消費してもらおうと、県農林水産物販売促進協議会(会長・砂川博紀JAおきなわ理事長)は5日、浦添市の県中央卸売市場で「シーミー花キャンペーンセレモニー」を開催した。キャンペーンは県内スーパーや花屋で5月5日まで行う。
2013年3月の小菊生産量は計画より多く出荷された。単価が急落したため販売は非常に厳しく、過去に例のない販売状況となった。4月に入っても、まだ厳しい相場展開が続いているという。
砂川会長は「県の花卉(かき)生産は全国的に高い評価を得ているが、県内の消費が全国に比べ低い状況にある。ぜひこのシーミーが相場回復のきっかけになってほしい」と話した。