【伊江】伊江村内の小中学校を離任する20人の教職員が3月26日、新任地へ向け島を後にした。伊江港には世話になった教職員を見送ろうと、児童、生徒や保護者が大勢詰め掛けた。
離任者を囲み、寄せ書きや記念品、花束などを贈り、握手を交わして別れを惜しむ光景が見られた。
西小学校で3年間勤務し、名護市の大宮小学校に転勤する古謝治校長が「充実した学校生活を送ることができた。子どもたちも大きく成長し、地域の協力や支えに心から感謝している」と語った。
本部港へ向けフェリーが岸壁から離れ、長い汽笛が鳴り響く中「ありがとう」「お世話になりました」と書かれた横断幕を掲げ、互いに見えなくなるまで手を振り続けていた。
(金城幸人通信員)