経済

出国最多6万877人 那覇空港12年

那覇空港からの日本人出国者数

 法務省によると、2012年の那覇空港からの日本人出国者数は6万877人となり、06年以降最高を記録した。12年は海外航空路線の開設が相次ぐなど、県民を中心に海外旅行需要が高まったとみられる。

中国本土は中国国際航空が北京―那覇線、台湾は復興航空が台北―那覇、華信航空が台中―那覇の2路線、韓国は格安航空会社(LCC)のジンエアーがソウル―那覇線を新たに開設。提供座席数は11年に比べ44・6%増の85万4548席となった。
 06年の日本人出国者数は5万757人だったが、08年は金融危機後の世界的な景気後退の影響など4万1716人まで落ち込んだ。11年は東日本大震災の影響で国内旅行が伸び悩む一方、海外旅行が堅調に増加し、出国者数は5万5589人だった。
 沖縄ツーリストの東良和社長は「短期的に、円安や尖閣諸島などの問題が海外旅行者数に影響する心配はあるが、那覇発着の航空路線の増加で今後さらに増加する」と見込んだ。
 一方、1969年から台北―那覇線を運航する中華航空の黄元〓(こうげんえつ)沖縄支店長は「今後、日本人海外旅行者数の増加には県の航空会社への支援が非常に重要だ。インバウンド(外国人の来県)の一方的な支援だけではなく、アウトバウンドへの支援も大切」とし、航空路線の維持・発展に向けて、双方向の需要拡大の必要性を指摘。さらに「県民の海外旅行を促進するには海外旅行博覧会の開催も良い手法だ」と提案した。(呉俐君)

※注:〓は王ヘンに「月」

英文へ→As many as 60877 Japanese travelers go abroad from Naha Airport in 2012



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