希望を胸に新たな一歩 公立小中校で入学式


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元気に歌を歌う新1年生=9日午前10時すぎ、那覇市立高良小学校

 県内のほとんどの公立小学校、半数以上の公立中学校で9日、入学式が行われた。暖かい春の陽気の中、新1年生たちは期待と希望を胸に、新たな一歩を踏み出した。

 那覇市立高良小学校(兼城賢悟校長)では161人の新1年生が入学し、市内でも大規模の児童数(904人)を有する小学校となった。式では保護者や教職員らが見守る中、新1年生が仲良く手をつなぎ、誇らしげに入場した。
 兼城校長は「幼稚園と違って小学校生活では勉強、楽しい遊び、おいしい給食がある。高良小での学校生活を楽しんでほしい」とあいさつし、新1年生は「ドキドキドン!1年生」を元気よく歌った。
 児童会代表の金城凜(りん)さんは「あいさつ、読書、花、笑顔、思いやりの五つをいっぱいにして、高良小をすてきな学校にしていきましょう」と呼び掛けた。