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ハワイで三線教室を開いている日系沖縄3世のデリック一郎・城間さんが9日、オリジナル曲「ウチナーンチュぬ肝心」のCD100枚を県平和祈念資料館に贈った。
平和祈念公園平和の広場で、平和の礎に向かって同曲の生演奏も披露した。デリックさんは「沖縄は戦争で苦しんだが、戦後は努力して再建した。曲を聞く人にはそれを感じてほしい」と歌に込めた思いを語った。
デリックさんは、同館が1月に平和発信を目的としてハワイで開催した「児童生徒の平和メッセージ展in Hawaii」を来年も開催してほしいとCDを贈った。県平和祈念財団を通して販売されるCDの売上金は、同展の開催に向け使われる。
横浜市から観光で訪れ、演奏を聞いた平井文明さん(64)は「私たちも、もっと沖縄に親身になって考えなければと感じた」と話した。
英文へ→Third generation Okinawan descendant donates CDs to Peace Memorial Museum