ハブ、マングース丸のみ 発見され逃走寸前で“御用”


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マングース(右)を丸のみしようとしていたハブ=22日夜、宜野湾市志真志

 【宜野湾】宜野湾市志真志の多和田真長さん(73)が22日夜、自宅敷地内にハブ1匹が侵入し、鳥籠の中にいたマングースを丸のみしようとしているのを発見した。

多和田さんに見つかったハブはマングースをはき出しその場から逃げようとしたが捕獲された。
 多和田さんは2~3週ほど前から、中城村の畑で鶏の卵に被害をもたらすマングースに悩まされていたが、21日に簡単な仕掛けを使って捕獲に成功。マングースに興味を持ち始めた孫に見せようと、自宅に持ち帰って鳥籠の中に入れていた。22日午後9時ごろ様子を確認すると、ハブが鳥籠の網の間から入り込み、マングースをのみ込もうとしていたという。
 多和田さん宅ではこれまで何度もハブが見つかり、十数年前には多和田さん自身も後頭部をかまれた。冬眠の季節が終わり、ハブの活動もこれから活発化する。多和田さんは「対策を考えておかないとね」と語った。

英文へ→Habu caught in the act of swallowing a mongoose