与儀小で出前講座 見出し、写真の重要性学ぶ


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新聞をめくりながら、気になる記事を探す児童たち=1日、那覇市立与儀小学校

 記者による出前講座「おでかけりゅうPON!」が1日、那覇市立与儀小学校(石川武校長、児童数395人)で開かれた。

4年生66人が紙面の仕組みなどを学び、互いに週末の出来事を取材して記事を書いた。
 NIE推進室の座波幸代記者が、記事の内容が一目で分かる「見出し」や、現場の様子を伝える「写真」などの重要性を伝えた。
 児童からは「取材で大変なことは」という質問があった。当銘祥子記者は「取材後に聞き忘れた質問があったことや、聞いた内容から大切な部分を記事にまとめるのが大変」と答えた。写真映像部の桑原晶子記者は「ニュース現場の様子が1枚の写真で伝わるよう心掛けているが、なかなか難しい」と実感を込めた。
 大城貴士君(9)は誰が、いつ、どこで、なぜ、何を、どのようにしたかを表す「5W1H」に沿って質問すると「うまく記事が書けた」と話した。