7月に親子30人 福島から宮古へ招待


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保養計画の概要を発表する「うむい宮古島福島保養プロジェクト・満月実行委員会」のメンバー=2日、宮古島市内

 【宮古島】東日本大震災で被災した福島の子どもたちの宮古島での保養計画を進めている市民団体「うむい宮古島福島保養プロジェクト・満月実行委員会」(まんプロ、下地昌伸委員長)は2日、7月24日から29日に受け入れを行うと発表した。

期間中にはホームステイも計画しており、同実行委は宮古島市内でホームステイの受け入れ家庭を募集している。
 実行委はこれまで保養計画を進めてきたうむい宮古島に加え、しましまピース、復興支援ライブの各団体と個人ら約20人で構成し、3月23日に発足した。
 受け入れ規模は、小さい子がいる家庭を中心に親子合わせて計30人程度。福島での親子の募集は福島県のNPO法人・チーム二本松が担う。
 5泊6日の日程で行われ、島内観光や地域との交流会などが計画されている。下地委員長は、「1回限りでなく、親戚関係のようになるよう、長く続けていきたい。宮古でゆっくり心身を休めてほしい」と思いを語った。
 宿泊先は前半の3泊は市城辺友利のエコハウスで、後半の2泊は宮古島内の家庭でホームステイを行う予定だ。同実行委では宮古島内でのホームステイ受け入れ先を募集している。申込書は同会のホームページhttp://ameblo.jp/proj-mangetsu/でダウンロードできるほか、シネマパニック宮古島、宮古バプテスト教会などでも配布している。問い合わせは瑞慶山(電話)090(1947)6585。