「1000枚撮影」に驚き 安謝小児童、記者の話に関心


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記者が取材する様子からインタビューの仕方を学ぶ児童ら=5日、那覇市立安謝小学校

 琉球新報の記者が新聞の仕組みや取材の仕方を紹介する出前講座「おでかけりゅうPON!」が5日、那覇市立安謝小学校(徳元哲博校長、児童数562人)で開かれた。

5年生89人が、新聞を手に取って学び、インタビューに挑戦した。当日の紙面から新聞の特徴を探した児童らは、「見出しを工夫して分かりやすくしている」「ラジオの番組表など、たくさんの情報が載っている」と発表した。
 大城三太記者は、記者の仕事や七つ道具を紹介した。記者を志した理由を問われ「高校教師で平和運動にも参加していた父の姿を見て、基地問題などに関心を持ったから」と話した。
 写真映像部の渡慶次哲三カメラマンは「一度の取材で何枚くらい撮りますか」という質問に「ボクシングの取材で、約千枚の中から、ベストショットを選んだ」と話し、児童からは驚きの声が上がった。
 授業を終えた比嘉大毅君(10歳)は「インタビューは少し難しかったけど、記者の七つ道具がすごかった」と話した。