「カバの口大きい」 夜の動物園、親子ら興奮


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夜の動物園内を散策する「わくわくZooナイト」で、カバの餌やりに挑戦する子どもたち=8日、沖縄こどもの国

 【沖縄】夜の動物園内を散策する「わくわくZooナイト」が8日、沖縄市の沖縄こどもの国で開かれた。カバやワニ、コウモリなど普段見ることがない夜行性動物の生態に、興奮を抑えきれず、参加した子どもたちから歓声が上がった。

 同企画は、閉園後に動物たちが寝静まった夜の園内を飼育員が案内し、夜行性の動植物の生態を観察するイベント。8日には約30人の親子連れなどが参加した。
 動物と直接触れ合う体験では、柵越しに大きな口を開けたカバに、子どもたちが草の塊の飼料を投げ与えたり、フクロウの仲間のリュウキュウコノハズクや、オオコウモリを手に持つ体験などもあった。水と緑の広場の池では、黒鳥やコイに餌やりもした。
 カバに餌をあげた上原拓海ちゃん(5)=那覇市=は「口を開けたカバはとても大きかった。カメやワニなどいろいろな動物がいて楽しかった」と話した。
 同企画は、6月の毎週土曜日、午後7時から9時まで開催する。事前予約制で定員は60人程度。問い合わせは沖縄こどもの国(電話)098(933)4190まで。

英文へ→Parents and children enjoy night zoo