生産者と共に 恩納小でふれあい給食会


社会
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生産者や販売者らと給食を楽しむ児童ら=13日、恩納村立恩納小学校

 【恩納】農業生産者や調理者、販売者などと給食を囲むことで児童らに地産地消などの食育を学んでもらう「ふれあい給食会」(主催・恩納村教育委員会、村学校給食センター)が13日、恩納小学校(宮城みゆき校長)で行われた。

 5年1組の教室では土持敬子教諭が「おんなの駅では生産者が思いを声に出して販売している」などと説明した。
 児童の伊波瑞稀さんが「(パッションフルーツは)年に何回ぐらい収穫できるのか」と問うと、生産者の花城清喜さん(69)は「植えるのは年1回だけど、収穫時期は6カ月間と長い」と答えるなど、次々と続く子どもたちの質問にも丁寧に応じていた。
 同日はONNAの當山憲一社長から恩納村特産のパッションフルーツと当日の給食に使用する野菜10万円相当のほか、重さ40キロもある巨大カボチャの寄贈も行われた。
(小山猛三郎通信員)