フランスのアビニョンで開催中のアビニョン演劇祭に、県内から自主参加している舞踊劇「沖縄燦燦(さんさん)」(三隅治雄脚本・演出)が、地元紙「ラ・プロバンス」の批評で2番目に高い四つ星を獲得した。
同演劇祭は世界3大演劇祭の一つ。「沖縄燦燦」を制作したエーシーオー沖縄の下山久代表は「沖縄芸能のヨーロッパでの認知度が高まる」と期待している。
県の「沖縄芸能活用プロモーション事業」の一環で参加した。同演劇祭ではことし、40の招待作品と1066の自主参加作品が上演されている。「沖縄燦燦」は琉球芸能を基にアレンジを加えた舞踊劇。舞踊家の知花小百合さんや佐辺良和さんらが出演している。