鈴鹿8耐に「石垣牛&マグロ」 東京の物販店チーム名


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【石垣】日本最大のオートレース・鈴鹿8時間耐久ロードレース(25~28日)に「石垣牛&マグロレーシング・モトバム」(大野剛史代表)が3年ぶりに出場している。国内外のトップライダーが集うレースで「石垣」を世界にPRする。

 鈴鹿8耐は世界的に注目を集めるレース。出場チーム名は企業名や商品名を冠したものがほとんどで、「石垣牛&マグロ」は異色の存在だ。車体中央には新石垣空港マスコットキャラクター「ぱいーぐる」をデザイン。市職員も派遣し、石垣を存分にアピールする。
 大野代表は石垣島の特産品を集めて販売する石垣島共同売店(東京)を経営。石垣島の漁師から「マグロは最速の魚で、止まると死ぬ回遊魚だ」という話を聞いて鈴鹿8耐を連想し、出場を決意。2008年に初出場を果たした。08年は予選落ち、09年は8位走行中に転倒炎上、10年は12位で初完走を果たした。震災支援で活動を停止していたが、3年ぶりに挑戦を再開する。
 石垣島8耐チャレンジ実行委員会の石垣島メンバーは石垣市のPR活動に使う協賛金を募集中。千円以上の協賛には参戦記念キーホルダーをプレゼントする。
 募集は7月末まで。問い合わせはドリーム・スカイ(石垣喜晴代表)(電話)0980(82)3640。

鈴鹿8時間耐久ロードレース出場をPRする石垣島応援団=23日、石垣市役所
「ぱいーぐる」がデザインされた車体