伊計島舞台に芸術展　イチハナリアートプロジェクト開幕

　【うるま】現代アートと島の風景の融合で、芸術を楽しみながら島の魅力を感じてもらう「２０１３イチハナリアートプロジェクト」（主催・うるま市観光物産協会、共催・うるま市、日本こうさく学研究会、琉球新報社）が３日、うるま市与那城の伊計島を舞台に開幕した。旧伊計小中学校跡地や伊計集落内の空き地、民家に作品が展示されている。

　開幕式で、島袋俊夫うるま市長は「素晴らしいアーティストの作品と島の風景に触れながら、ゆっくりとした時間を過ごしてほしい」とあいさつ。伊計自治会の玉城正則会長は「歩いて屋外の作品を見ると、車で通るだけでは分からない所も発見できる。島の良さを感じてもらいたい」と期待した。
　この日は「こどもの島沖縄交流体験プロジェクト」で沖縄を訪れていた福島県いわき市の児童らも駆け付け、アート展を楽しんだ。
　期間中は参加型ワークショップも開催される。入場無料。９月１日まで。