興南が総体ハンド制覇 カヌーC2、C4も優勝


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 【北部九州総体】北部九州総体の男子ハンドボールの決勝戦が4日午前11時半から、佐賀県の神埼中央公園体育館で行われ、県代表の興南高校が愛知(愛知)を27―26で下し、優勝した。興南は4年ぶり5度目の全国制覇。

 立ち上がりから積極的にディフェンスの隙を突いてステップシュートやロングシュートを狙った興南が開始12分で8―2と大きくリード。高い位置の守備で相手のミスを誘い、中間速攻で得点を重ね、前半を18―13で折り返した。
 後半は愛知の猛攻に苦しむ。早いパス回しでディフェンスのリズムを崩され、ラスト6分で同点に追いつかれた。しかし、興南はそこから粘りのディフェンスで逆転を許さず、主将の黒島誠の左サイドからループシュートや伊舎堂博武のロングシュートなどで得点を重ね、逃げ切った。
 また同日、大分県で開かれた全国高校総体カヌー競技のカナディアンフォア(4人乗り)200メートルで、沖水(大仲雅人・大城就一・仲宗根脩真・末吉集人)が38秒648のタイムで優勝した。
 同ペア(2人乗り)200メートルでは、大城・仲宗根組が、40秒694で2連覇し、同500メートルと合わせて2年連続の2冠を達成した。【琉球新報電子版】

前半7分、カットインシュートを決める宮城護=4日午前、佐賀県の神埼中央公園体育館
カヌーのカナディアンフォア200メートル決勝で力強く進む沖水のメンバー=4日、大分県豊後高田市真玉カヌー場
カヌーのカナディアンペア200メートル決勝で力強く進む沖水の仲宗根脩真(左)と大城就一のペア=4日、大分県豊後高田市真玉カヌー場