利用の給食好評 南城市、地元産を活用


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 【南城】11月に第21回全国ハーブサミット、第1回南城市ハーブフェスティバルの開催を控える南城市の小中学校では、ハーブを使用した給食が好評だ。

佐敷小学校では26日、ハーブの一種「秋ウコン」を使用したカレーうどんがメニューに出された。児童たちはおいしそうに頬張り、何度もお代わりする子もいた。
 南城市では、ことし7月から毎月8日を「ハーブの日」として、秋ウコンを使用したカレーなどを給食に取り入れている。使用する秋ウコンは同市の沖縄長生薬草から提供を受けた。
 佐敷知念学校給食センターの根川文枝栄養教諭は「せっかく全国ハーブサミット、南城市ハーブフェスティバルが開催されるので、南城市でハーブが育てられていることや、健康にも良いことなどを子どもたちに知ってもらいたい」と意義を語った。また「香りの良いカレーうどんを楽しんでほしい」と話した。
 同小2年の東恩納康裕君(7)、渡慶次一葉さん(8)は「とってもおいしい。全然苦くない」と笑顔を見せた。

おいしそうにカレーうどんを頬張る児童ら=26日、南城市立佐敷小学校
秋ウコンを使用したカレーうどん