最優秀に末吉君 しまくとぅば教室・発表会


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学んだ成果を発表した「第9回豊見城市しまくとぅば子ども教室」の受講生ら=8月31日、豊見城市立中央公民館

 【豊見城】豊見城市文化協会が夏休み期間中に開催した「第9回豊見城市しまくとぅば子ども教室」(市教育委員会共催)の発表会・閉講式が、8月31日同市立中央公民館で開かれた。

受講生10人のうち9人が学んだ成果をはつらつと発表した。最優秀賞には末吉優羅(ゆら)君(上田小2年)、優秀賞には外間巴琉(はる)君(同)が選ばれた。
 ことしは7月20日から週3回開講し、幼稚園から小学6年生の子どもたちが、日常生活で必要なウチナーグチや「てぃんさぐぬ花」、程順則(名護親方)の「六諭衍義(りくゆえんぎ)」などを学んだ。
 子どもたちが練った文案を講師らがウチナーグチに直し、子どもたちは講師らに発声方法など助言を受けながら、本番に臨んだ。
 最優秀の末吉君は「わん大母(うふ あんまー)」と題し、大好きな祖母とのエピソードを紹介した。来年開催の県大会に豊見城市代表として派遣が決まった末吉君は「しまくとぅばは難しいけど、勉強しておじいさんやおばあさんの話が少し分かるようになった。来年の県大会では上手に表現したい」と笑顔を見せた。優秀賞の外間君は市主催の文化祭代表に選出された。