嘉手納町長に全国V報告 マスターズ砲丸投げ・徳原さん


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全日本マスターズで県新記録を出し優勝した徳原清繁さん(左から3人目)=18日、嘉手納町役場

 【嘉手納】嘉手納町出身で、8月に開かれた第34回全日本マスターズ陸上競技選手権大会で県新記録を出して優勝した徳原清繁さん(80)が18日、町役場を訪れ、當山宏町長に優勝を報告した。

 徳原さんは80~84歳砲丸投げで県新の9メートル28を記録。当日は利き手を負傷していたが、テーピングをして出場し、決勝の一投目で記録を出した。
 18歳から陸上を始めた徳原さんは、100メートル、200メートルの短距離走で記録を残してきた。砲丸を始めたのは50代からだ。現在は週に数回、近くの公園などで歩いたり、ベンチプレスをしたりして体力維持に努めている。自宅でもテレビを見ながらバーベルを使いトレーニングしているという。
 徳原さんは「人には言えないくらいうれしい。次はアジア大会でも負けないよう頑張りたい」と意気込んだ。
 當山町長は「体育協会の役員で、現役を続けている。町の誇りだ。これからも活躍を願う」と激励した。