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【与那原】与那原町のローカルヒーロー「ヨナバルファイタースリー」は2013年で誕生から10周年を迎えた。世代交代などを経て、現在活動しているのは2代目。脚本を手掛ける天久裕太さん(31)は「10周年の節目に何か記念のものができれば」と話す。
「ヨナバルファイタースリー」は「与那原大綱曳」「赤瓦」「ヒジキ」といった同町の特産物をモチーフにしたヒーロー。メンバーは「ツナヒキイエロー」「アカガワラレッド」「ヒジキブラック」の3人で、町商工会青年部の部員が役者、監督、脚本を担当している。
与那原大綱曳まつりや地元の祭りなどで公演し、自然の大切さなど社会性のあるメッセージを伝えている。
「まずは子どもたちに知ってもらいたい」と、結成当初は町内の保育園を中心に公演してきた。天久さんは「原点に戻るという意味でも、また町内全ての保育園で披露したい」と意気込む。
アカガワラレッドを演じる喜屋武一力さん(32)は「先輩たちが思いを込めて演じてきたキャラクター。責任を感じている」と言い、ファイタースリーのさらなる活躍で町の活性化を後押ししていく考えだ。