県に式典参加呼び掛け ブラジル県人会、移住100年


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仲井真弘多知事と面談し、移住記念式典への参加などを呼び掛けるブラジル沖縄県人会の関係者ら=15日、県庁

 ブラジル沖縄県人会の島袋栄喜副会長と同県人会ミス琉装の比嘉ジュリアナさんら関係者5人は15日、県庁を訪れ、仲井真弘多知事と面談した。ブラジルのカンポグランデ沖縄県人会が2014年8月に開催する移住100周年記念式典への参加をお願いした。

 一行は12~14日に開かれた那覇大綱挽まつりに参加するために来沖した。
 島袋副会長は「来年は南米でボリビアの移住60周年記念式典があり、カンポグランデの式典と時期を合わせて盛大にお祝いしようと思っている」と話し、県からも参加するよう呼び掛けた。
 仲井真知事は「われわれもぜひ行きたい。よろしくお願いします」と答えた。
 ミス琉装の比嘉さんは現在大学生で、国際貿易を専門に学んでいるといい、「ブラジルと沖縄の発展のため、若い人たちが一緒になって取り組んでいきたい」と意気込んだ。
英文へ→Brazil Kenjin-Kai calls for Governor to attend 100th anniversary ceremony