【読谷】読谷村商工会(國吉眞哲会長)が10年前に泡盛を納めたタイムカプセルの開扉式が19日、残波岬の泰期像前であった。商工会設立40周年事業の一環。
取り出した泡盛ボトルと再会した会員ら約100人は、10年の歩みを振り返りながら村経済の発展を誓った。
村商工会は2003年12月に実施した「商工会設立30周年記念事業」の一環で、泰期像の台座の下にタイムカプセルを埋めた。商工会は1993年にも泡盛を埋め、03年に開扉式を行っている。
開扉式で國吉会長は「設立40周年でタイムカプセルを開けることができ大変うれしく思う。これからも会員の商売繁盛を願いたい」と呼び掛けた。03年当時の会長だった大城行治商工会顧問は「皆さんと手を取り合いながら成長し、10年を祝うことができた。感慨深い」と喜びを語った。
会員らはボトルに記された「皆で10年後に元気で会おう」などのメッセージを読み返し、10年の歩みを振り返った。参加者は残波いこいの場で交流会を開き、古酒となった泡盛を味わった。