大阪に響く沖縄音楽 琉球フェスに1800人


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
観客1800人が沖縄音楽に酔いしれた琉球フェスティバル2013=27日、大阪市の大阪城音楽堂

 【大阪で池田哲平】沖縄音楽の祭典「琉球フェスティバル2013」(FM OSAKA主催)が27日、大阪市の大阪城音楽堂で開催された。

大御所の知名定男さん、初登場のきいやま商店、Lucyさんら11組の多彩な顔触れが出演した。集まった1800人(主催者発表)の観客は島唄に乗ってカチャーシーを舞った。
 特別出演した知名さんは「私は現役を引退したが、師匠に鎮魂の唄を歌いたい」と故・登川誠仁さん作詞・作曲の「油断しるな」を披露した。客席から「セイグヮー」「定男!」と熱い声援が飛び交った。
 パーシャクラブ、かりゆし58、きいやま商店がヒット曲で会場を盛り上げたほか、大島保克さんは哀愁たっぷりに民謡を歌い上げた。坪山豊さんと里朋樹・歩寿兄妹は奄美の島唄「ワイド節」で会場を沸かせた。出演者の競演もあり、サンサナーとネーネーズ、下地勇さんと新良幸人さんが楽曲を披露した。