米国のペンサコーラ沖縄県人会は9月7日、ハルバート・ピクニックグラウンドでピクニックを催し、80人以上の会員や友人、1世から4世の孫やひ孫が集い、楽しいひとときを過ごした。
アメリカ人の夫、子どもや孫たちのために、ハンバーガーやホットドッグも用意された。
会員の作ったウチナー料理はピクニックの楽しみの一つ。綱引きのほか、鈴わりのような競技で、中にお菓子などを詰めて子どもたちがそれを棒で打ち、中のお菓子を取り出す「ピニヤータ」を皆が楽しんだ。
ことしは役員選挙の年で、シィー松川あさみ会長(58)=与那国町出身=が再選された。「フォートワルトンビーチ近郊の米軍基地には現役の軍人の妻、若い沖縄県出身者が多くいる。やっと慣れてきたなと思ったら移動などで他へ移ってしまう。そのような条件にめげず、どうにか若い会員が増えるようにしたい」と、抱負を述べた。
1990年10月に第1回のピクニックを催し県人会を発足させて23年目を迎えた。(ラッセル和子元ペンサコーラ沖縄県人会長)