【アメリカ】南加県人会協議会 新会長に當銘さん


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 全国47都道府県のうち40県人会が加盟する南加(南カリフォルニア)県人会協議会の次期会長に当銘貞夫さん(72)が10月の理事会で選出された。同協議会は来年創立49年を迎え、カリフォルニア州日系人NPO(非営利団体)組織としては最大。11月7日の総会で正式に承認され、来年の2月から当銘体制がスタートする。

 同協議会は各県人会の現・元会長約100人が理事として名を連ねる大きな組織。県出身の会長歴任者は故玉栄正一、沢岻安和、比嘉朝儀の3氏で当銘さんは4人目。
 当銘さんは本部町新里出身。1970年に渡米、グレンデール・カレッジを卒業、カリフォルニア州立大で学んだ。
 2005、06年に北米沖縄県人会会長、05年に協議会理事の一員となり、幹事、通常会計、特別会計などの要職に就いた。
 1999年から琉球新報のアメリカ通信員として米在住県系人の活躍の記事を執筆、世界の事情をコラムで表現し今日に至る。それをまとめて2009年に本「アメリカに生きる」を自費出版した。08年に日本エッセイストクラブの会員となる。
 当銘さんは「大きな栄誉に感謝する。協議会の発展の寄与に多大な役割を担っていく決意だ。体力、経済力、総合的な判断力を身に付け、まとめ役としてリーダーシップを発揮したい」と話した。
英文へ→New head for Japanese Association of Southern California