【ペルー】「会員融和」掲げ35年 ペルー沖縄婦人会


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35周年記念のケーキを前に会の発展と、なお一層の結束を誓い合うペルー沖縄婦人会メンバー=ペルーのリマ市郊外の県人会館・西銘順治大ホール

 ことしで創立35年を迎えたペルー沖縄婦人会(嘉手納トミ会長)はこのほど、リマ市郊外の県人会館・西銘順治大ホールで、来賓はじめ多くの会員が出席して、盛大に節目の年を祝った。

 1978年、上原松子氏を初代会長に「会員相互の融和」「婦人の地位向上」「社会奉仕」を目的に掲げ活動の輪を広げてきた。
 毎年、敬老会や夏季清遊会、料理講習会、養老院への生活必需品の寄贈、サンテイシモ孤児院へのクリスマスプレゼントなど福祉・援護活動に重点を置いて活動してきた。
 また、文化面では琉球舞踊道場の「傘の会」の師匠、宮城春子先生の指導の下、毎週、クラスが開かれている。
 県人会とは車の両輪のごとく共に活動を続け、これまで婦人会長を務められたフランシスカ知念氏、エレーナ喜屋武氏、エレーナ崎原氏らは、県人会役員の中で会計や幹事長など重要なポストを担ってきた。これからも活動の輪が広がり、なお一層の活躍が期待されている。(赤嶺光弘通信員)